Term1を振り返って

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Happy new year

Term1も終わり、来週からTerm2が始まります。
Term2に入る前に大まかに今までの生活を振り返りたいと思います。



Term1からクリスマス休暇を経て考えた末、とても基本的ですが、以下を念頭に置くのが非常に重要なものかと思います。

在学中に何をしたいかを明確にする!

なぜこのような基本的なことを3ヶ月も経って太字で大きなフォントで書いたかというと、僕の中で以下の3点がHECの特徴として挙げられるからです。(MBAらしく3点!)

1.授業の比重がそれほど重くない

2.16ヶ月しかない

3.なのに、遊びに行くところが死ぬほどある

上記を理解した上で、在学中に何をしたいかを明確にし、それに集中できるとHECでの生活は非常に有用なものとなります。絶対!

1.授業の比重がそれほど重くない。

これは、他のMBA生の話を聞いたのと、実際にTerm1を経験した上での僕なりの結論です(Term1の授業はHECの授業(Core1)を参照してください。)
"MBA = Case study"というのが巷でのMBAの常識だと思います。HECの授業でももちろんCaseを使用した授業はありますが、基本的にMarketingで毎週1本のCaseが課される以外はMicro Economics/ Financial Marketで1本ずつとあわせても2ヶ月で10本程度と他のMBAと比べても少ないのではないでしょうか?(IESEなら1週間分とか。。)
ただ、少ないということについて特に批判するつもりはありません。多いと消化不良になる可能性もありますし、準備の段階でしっかりと考えることが難しくなる可能性もあります。僕はそっち側の人間なので、週1本のCaseはじっくりと考える時間が取れ、よかったと感じています。

そして、他の科目も基本的な内容が大半を占めているので、もし経験者だとほとんど予習をしなくても余裕でついて行けるというのが正直な意見です。

さて、そうすると授業に費やす時間は、授業で5科目(+フランス語で6科目)*3H+予習/復習/グループワークの平均で5*3H(フランス語は2H) の計35Hとなります。

大体、月~金で9時5時で働いているのと一緒の時間です。MBA受験時代はさらにもっと働いた上に受験の準備をしていたと思うと、Peace of cakeな内容です。

2.16ヶ月しかない

Titleに書いたように、もうTerm1を振り返るようになってしまいました。来年の今頃は授業もすべて終わり、就職する人も出てくるかと思います。そう、
もう3ヶ月も経ってしまった。。。

やばい。まだ英語なんて、アーとかウーとか連発して、クラスメイトにいじられているぞ。泣
大丈夫か、自分、状態です。
時が経つのは非常に早いですね。特に最初の1ヶ月なんて、大学入学したての時みたいに、お友達作ろうモードで名前を覚えたり、みんなと仲良くするのに必死で気づいたら終わっていました。

Term2もきっとあっという間に過ぎていくのでしょう。Term2が終わると、半数以上がField workで海外に行ってしまったりと、色々と進路が変わってしまい一気に疎遠になります。
なので、全員と仲良くするのも大事ですが、自分と興味の合う人と過ごす時間を大事にしないとあっという間にバラバラです。ん~このバランスは難しい。

3.なのに、遊びに行くところが死ぬほどある

最後が一番悩ましい。笑
ご存知のようにパリはヨーロッパの中心です。ヨーロッパ中どこでもすぐにいけます。僕も3ヶ月のうちにロンドン、アムステルダム、ノルマンディー地方に旅行に行き、クリスマス休暇には東欧を回りました。これでもクラスの中くらいの頻度です。
さすがヨーロッパ!毎週末旅行に行っても行き足りないくらい素晴らしい所がいっぱいあります。HECを留学先に決めた理由に、この地理的な要素が含まれているのは絶対に僕だけではないでしょう。笑
パリ自体もイベントや見所がいっぱいだし、遊びにはまったくもって飽きません。

心から素晴らしいに尽きます!!


さてさて、授業では死なない。あっという間にカリキュラムが終わる。行くところいっぱい。これがHECの特徴だとすると、、

その上で何をしていきますか?

クラブ活動に参加するか?さらに授業の内容を突き詰めるか?友人や家族といる時間を増やすか?旅行に行きまくるか?それとも学内外で将来の旦那/嫁を探すか?何でもいいと思います。何かやらないと、損です。マジで。

ただ授業を受けて、テスト乗り切って、ダラダラして。また授業受けて、、、これだとHECに来た意味が、パリに来た意味が失われます。
何か一つでもいいからこれはやったなというものを作る。これがMBAの醍醐味です。

MBAはキャリアアップの場所というのが通説ですが、MBAに行ったからといって必ずしもキャリアアップしなくてはいけないか?というと僕は疑問です。
別に、人生の幅を広げるためにMBAに来ました!それでもありです。自分の目標は自分で決めるもの。

HECではみんな楽しく過ごすのをモットーに日々過ごしています。(別に勉強しません!キャリアに興味ありません!って訳ではなく、色々な考え方の人がいて、みんなそれを尊重している。という意味です。つまり、Diversityです。)
逆にCompetitiveな環境に身を置きたいのならそういう学校を選べばいいだけで、HECはそういう学校ではないと思います。

ただし、MBAに来た以上、最低限自分自身のManagementくらいはできないとな~と個人的には思います。せっかく働かなくていい時期なんだから、自分のやりたいことを目一杯やりましょう!
人生を楽しみたい方、HECはとてもいいところです。笑

と書いてみましたが、
僕はHECに入ってやりたいことがあるため、自分で挙げた遊びや旅行の欲求と戦いながら、限られた時間で自分の興味(social business)を追求していかないと!人は人、自分は自分ということで。笑
もちろん何かを突き詰めることに関しても、HECはいいところです!!

Term1はなんだかんだ授業に慣れることや交流関係に偏っていた気がするので、Term2からはもっとクラブ活動や自分の興味のある分野に集中できるようにバランスを取って行きたいなというのがTerm1の振り返りです。

最後に、今まで書いてきたことと若干矛盾しますが、新年ということもあるので僕の好きな言葉で締めくくらせていただきます。

"Be the change that you wish to see in the world"  by Mahatma Gandhi

"自分は誰か?それは、自分が生まれた世界と、生まれなかった世界の差によって定義される。柱につけた身長を刻む傷、他人の心に残る言葉やツイート、なんでもいい。死後に残った差の集合体が自分だ。よい差を残せると良いな。Make a difference. Be the change."  by 古賀洋吉

皆さんの2015年が素晴らしいものとなりますように。


















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