1. "スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン"~人にちゃんと伝えるってすごく大事
休みを通じて何冊か本を読み進めたので、読み終わった本から、僕なりに学んだことを紹介していきたいと思います。Core2に入り、いくつかプレゼンをする機会が出てくるかと思います。そのため、まずプレゼンってどうやってやるの?ということで
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼンを読んでみました。
すでに読まれている方も多いと思います。
この本は冒頭で著者が引用している言葉の通り、A person can have the greatest idea in the world. But if that person can't convince enough other people. It doesn't matter.
つまり、どんなにいいアイディアや素晴らしい知識を持っていても、人に伝わらなければ意味がない!ということです。
この本では、そのアイディアを伝える媒体としてプレゼンテーションを取り上げています。
Steve Jobsのプレゼンを手本にどのように効果的に人に伝え、人を惹きつけるかを端的にまとめています。
まず、面白いのが著者の本も読み手の読みやすさを意識して本を作っているところでした。
さすが。笑
Contentsは、1.ストーリーを作る。(理解)2.体験を提供する。(テクニック)3.仕上げと練習を行う。(最終準備)の3つで構成されており、その中に読めば内容を思い出せるようなサブタイトルが下につき構成されています。
詳しいところは本を読んでいただきたいのですが、その中でも面白いなと思ったところをいくつか書きます。
1.ストーリーを作る。
いいなって思ったところが3つあって、
A.プレゼンソフトは最後まで使わない。
これは、前の会社にいた時に先輩からも教えられたことでした。まず紙に書く。イメージを固める。余計なものを消す。そんで、パワポ。
そうしないと、中身がないのに何かいけてそうなパワポを作るのに無駄に時間をかけてしまったり、色々詰め込みすぎて訳のわからないものが出来上がってしまう。
1 slide-1 message、No redundantを強く意識しろと最初に言われたな~。
B.聞き手のWhy? 作り手のWhy?
これは、企業のマーケティングも同じで顧客(観客)が何を欲しいのか、なぜ自分たちがそれをするのかを伝えるのが大事ですよ。ってやつ。
顧客は別にうちらの製品が欲しいんじゃなくて、自分たちの生活を豊かにしてくれるものが欲しい。そこが一番大事なところで、それを伝えるためにうちらはみんながこんな問題に苦しんでるのを知っていて(教えて)、そこから救いたいんだと。
物じゃなくて夢をみせるんですね。
C.エレベーターピッチの活用
エレベーターピッチは4つのポイントで構成できて、
1. What will we do?
2. What problem
3. What
4. Why do customers need to know? (メリットがあるから!)
これに簡潔に答えることができれば、何を伝えるべきかをクリアにできる。
これは、プレゼンに限ったことでなく、いろんな状況で必要な基礎かなと思います。
2.体験を提供する。(テクニック)3.仕上げと練習を行う。(最終準備)
これは、結構どんなテクニックが有効かということが多くのっていたので、プレゼンをやる際に都度都度見返したいなというものでした。数字は誰もがイメージできるようにわかり易い例に落とし込むとか。
ここでは2つ。あとはプレゼンやる時に見返す。
A.禅の精神
Steve Jobsは禅にはまっていたのは有名です。
つまり、ベースになるのは"Simplicity is the ultimate sophistication."の精神なんですね。禅をpracticeするつもりはありませんが、知ると面白そうです。日本人ですし。
B.ひたすら練習あるのみ
おそらくこのメッセージが一番重要かつ、一番難しい部分ではないでしょうか?継続は力なり。
これができないといくら本を読んで内容を知っても身につかない。
著者は、1万時間の法則を紹介していました。
一流になるためには、才能とは関係なく一日3時間を10年続ける気合が必要だと。
これが現実です。
2300年も前からアリストテレスさんもこう言っていますから間違いないのでしょう。笑
"For the things we have to learn before we can do them, we learn by doing them."
何事もやらないとできるようにならない。
この本は、Executiveのプレゼンを主流に伝えていると思います。なので、TPOに合わせて役に立つところを使えばいいと思います。
さて、明日から授業です。
学生モードに切り替えねば。。。
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