Christmas Holidays

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冬休みも終わり、すでにCore2が始まっています。今年のHECの冬休みは17日間でした。家族とすごす人、恋人や友達とすごす人、クラスメイトと旅行をする人とそれぞれで、寮に残る人は少数派です。
私の場合、せっかくMBA留学をしているのだから、誰かと一緒に旅行をしないといけないような義務感にかられクラスメイトと旅行することにしました。誘われるがままに「OK, OK」と言ってグループに参加し、ウィーン、ブダペスト、クロアチアを廻る欧州旅行をすることに。途中で人が入れ替わりながら、6人程度のグループで、インド人男性、トルコ人男性、中国人女性、アメリカ人女性(アジア系)、シンガポール人男性、そして日本人は私と前半一部参加のTAKAという構成。
Diversityに富んだメンバーでの旅行は難しくストレスがつきものと覚悟はしていたものの、想像を遥かに超える波瀾万丈な旅行となりました。文化の違いを痛感できたことと、英語漬けで様々なディスカッションができたことは私にとっては収穫でした。正直、入学してから初めてスピーキングが伸びたと実感できたのがこの旅行です。

さて、どんな風に波瀾万丈だったかと言いますと・・・
喧嘩あり、単独行動あり、途中帰国ありの旅でした。みんないろんな問題をculture differenceだと言って片付けてきましたが、それだけではないような。というわけで、ここで詳細を書くと悪口になってしまいそう。これを読んでいる皆さん、「YUKIがこんなことを書いていたよ」と英語でHECの学生等に話すのは厳禁でお願いします!
◆トラブル① 興味の違い。
トラブルというわけではないけれど、一番びっくりしたので。旅先で、立派な建築物よりも素晴らしい絶景よりも、夜のお店が楽しくて毎晩子供のようにはしゃぐ人達。彼ら的にはクラブが苦手な私の方が不思議な人種なのでしょう。昼間に外に出れば絶景があるのに、昼に起きて夕方から出掛けて食事して飲んで踊って朝方帰るというスタイルには付き合えず別行動をとっておりました。(笑) 
◆トラブル② 計画性。
試験や課題など忙しかったこともあり、事前準備は初日と最終日の航空券手配と旅前半の宿の手配だけ。とにかく行けば何とかなるって感じでした。ただ、その都度手配するのは集団行動となるとかなり大変でストレスでした。事前準備にあまり参加してなかったことを申し訳なく思うのと同時に、ちゃんとやっておけばと後悔しました。
トラブル③ 喧嘩勃発。
なぜ旅行中に喧嘩をする?この後が気まずいじゃん!と何度、心の中で叫んだことか。まあ一応大人ですので、引きずらずに気まずいのはその場だけでしたが。日本人はよく作り笑いをするけど、それがあまりないせいなのか…。どうでもいい些細な喧嘩がやたら多かったです。原因は文化の違いよりも長旅による疲れだと私は分析してます。
トラブル④ 女子は帰る。
中国人女性は年越しを待たずに前半で脱落。後半の旅費を全て捨てて新しく航空券をとってパリへ戻りました。後半から参戦したアメリカ人はクロアチアのハイライトの国立公園を見た直後に帰国を決断。あと1日の我慢だったんだけど。そして私も予定していた夜遅いフライトが厭だったこともあり、アメリカ人の決断に便乗して一緒に1日早く帰ることに。 というわけで、女子は全滅。学んだこと:我慢できなくなったら、男子は怒る、女子は帰る!

なんて、こんなことばかり書くと、すごーく楽しくない旅行みたいですね。でも、私は本当にいい経験をさせてもらったなと思っています。そりゃ一人旅の方が楽ですけど、ちゃんとヨーロッパを見て回れたし、もちろん楽しいこともたくさんあったし、クラスのスタディグループ以上に学ぶものがあったような…。そして、日本人としてのプレゼンスを発揮できました!我々の空気を読む能力は、この旅では奇跡の存在でした。私は特に後半からはやたらと素晴らしい人格者として何かと褒められました。彼らの結論は「I love Japanese」です♡



写真:クロアチアの海。紅の豚が今にも出てきそう。

写真:クロアチアの国立公園。冬は滝が凍る。


写真:ブダペスト。クリスマスイブのミサ。




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