PE Case Competition (2nd round & Final round)

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こんにちは、S.I.です。

授業もこの学期のピークを迎えてきて、何かと忙しい今日この頃です。自分は授業以外にMBAT、Finance Club、Wine&Spirits Clubのコアメンバーにもなっているので、正直やりすぎ感があり、睡眠時間も大分削られてきました。

そんな中追い打ちをかけたのがPE Case Competitionです。9月のInternal roundで優勝したため、11月21日、22日にアムステルダムで開かれた2nd roundに学校を代表して参加しました。



この準備にまたかなりの時間が割かれたのですが、授業が忙しくなってきたために1人が脱落、もう1人もほぼ貢献なしという状況で、他の3人もややモチベーションが下がっているなか、なんとか3日間で形に仕上げました。

20日木曜日の授業後にアムステルダムへ。車で6時間かけていきましたが、途中何かあるわけでもなく、電車で行けばよかったと後悔。

しかしアムステルダムに着くとそんな疲れも吹き飛びます。アムステルダムの町はとてもかわいらしく、パリとはまた違った表情を見せています。パリは建物も人々の服装も基本的にモノトーンなのですが、こちらは赤とか紺も入ってきて明るい印象を作り出しています。運河沿いに立てられた街並みからは、ドラッグと売春が合法のパーティタウンだとはとても想像もつきませんでした。


さて、Competitionの方はというと、21日夜にカクテルパーティが開催され、参加校16校の学生や欧州のファンドマネージャーらが一同に会しました。そして22日は朝からABNアムロの超おしゃれなオフィスにてCompetitionが開催されました。



プレゼン会場は宇宙船のような会議室の中。今回のテーマは架空の電気自動車の会社への投資案件だったのですが、我々の結論は「投資すべきではない」との結論。しかもLBOではなくベンチャー投資のようなケースだったこともあり、どうやっても成長ストーリーは描けないのか、という点が自然と焦点になりました。エネルギー関連のプロジェクトファイナンス出身者2人の知識が物を言い、見事に2nd roundを勝ち抜き、Finalに進む4校に選ばれました!

Final roundでは同じケースで追加情報が提供されます。まず、投資が決まり、もう投資してから3年経ってしまっていること笑。その間の財務情報や、今後の業績の見通しなどがアップデートされ、計画通りの業績が上がらないなか、今すぐExitすべきか、追加投資すべきか、今の持分を維持すべきか、などのExitに向けた戦略を議論します。2時間で。

とりあえずモデルのアップデートを試みたものの、45分でこれは無理だと判断。全体の方向性を議論する時間もなく、各々が各テーマを調べるにとどまってしまいました。僕もチームの意見の構成がわからないままプレゼンの時間へ…。結局主張のロジックもおかしなところがあり、スライドの見た目も美しいとは言えず、インド人が半分以上1人で喋り…という状況で、審査員からのツッコミにもしどろもどろ。結果はやはり4位でした。


優勝はLBSで全員が投資銀行かPEファンドの出身者。半分以上がEnglish native speakerでした。2位はHKUST、3位はINSEAD。コロンビアやNYU、IESEといったファイナンス出身者で固めた学校に勝つことができたので良かったですが、課題も明確になりました。僕は英語(苦笑)。他のメンバーよりは知識がありますが、聞いたことのないPE投資のストラクチャーも出てきたので、一層学ぶ必要性も感じました。

その後は軽い打ち上げがあった後、アムステルダムのバーに移動。パリもなのですが、アムステルダムもビジネス街は街の中心地(伝統的な街並み)の外にあるので、飲み会をするなら移動しなくてはなりません。審査員も何人かはこの打ち上げにも参加しており、フィードバックも含めて色々な面白い話が聞けました。女性審査員に、「あぁ、あなたフランスアクセントの英語を話す人ね」と言われたのが最大の爆笑ポイントでしたが(セクシーな英語を話すという意味かしら!?)。

最終的には、カラオケに行く人やクラブに行く人などにバラバラに分かれてなるようになれ状態。自分はLBSの2人とHECの1人とともにクラブで楽しみました。飲みすぎて、終盤全く英語が喋れない状態に陥ったばかりか、1人で帰る途中に道に迷い、90分ほどかけてなんとかホステルにたどり着きました笑。驚くべきことに朝4時、5時でもこの町は普通に人が歩いています。もちろんコカインの売人みたいな怪しい人もいますが、女性も1人で歩いていたりします。まさに眠らない街ですね。


そのほかにも、国立美術館やハイネケンの博物館に行ったり、インドネシア料理を食べたり(インドネシアはオランダの旧植民地なので)して、帰途につきました。去年参加した人の話によると、PEのCompetitionは今回のRSM主催のもの、IESE主催のもの、Wharton主催のものが大きな大会のようです。
なんとなく参加する人も同じ顔ぶれになるようなので、また一段とパワーアップして挑戦するのが楽しみです!

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