Orientation Week
記念すべき第1週の投稿です。
第1週はOrientation Weekと呼ばれ、学校のイントロダクションとネットワーキングに重点が置かれています。コーヒーとパンに始まり、学校生活に関するプレゼンテーションを聞いたり、各クラブの説明を聞いたり、プレゼンテーションの授業を受けたり、Math Campと呼ばれる数学の授業が始まったり、10人程度で演劇をしたり、寮のバーで飲み会があったり…本当に盛りだくさんな1週間でした。
(1)多様性
140人弱の学生が約50の国から集まっており、肌の色や名前だけでも多様性が一目瞭然です。アフリカでキャリアを積んだアメリカ人、韓国で働いていたインド人、フランスで働いていたレバノン人など、実際は見た目以上に多様です。職業も、エンジニア一筋の人、人事一筋の人、10年以上軍隊勤務の人、メディア業界にいた人、ロボットの研究者だった人、保険会社の人、コンサルの人、弁護士、英語の先生…などなど、本当に多様で驚かされます。もちろん学生だけでなく、教授やアドミッションまで色んな人がいます。自分をどう表現するかを学ぶ「Theater」と題された授業では、講師の人が舞台女優兼コンサルタントだったのですが、なんと元はHECでMBAを取得してPEファンドに勤務していた人でした。
(2)カルチャー
HECの強みの1つが多様性です。すなわち、HECに来ている学生の多くはHECの多様性に惹かれて来ています。お互いに長所も短所もあり、考え方が違うことも分かっているので、異なる文化にとてもオープンですし、皆のいいところを合わせてより良いアウトプットを出そうという姿勢を強く感じます。プレゼンテーションの授業では、最後にジェットコースターの模型を作ってプレゼンテーションをする課題が与えられました。限られた時間の中で、プレゼンの構成を考える人、ジェットコースターを作る人、Short Skitをする人などに役割分担をしてチームとして課題を完成させなくてはなりませんでした。僕のチームでは、なぜかエンジニアたちがShort Skitをする役割に転じて金融業界出身者がジェットコースターを作っていました。自分の得意分野で貢献することも大切ですが、自分の得意分野に縛られずに色々トライしようという姿勢があるのもHECの特徴なのかもしれないと思いました。
(3)フランスの文化
良くも悪くもHECはフランスにあります(笑)。フランスで外国人が生活するというのは、想像以上に難易度が高いです。日本より遥かに多い事務手続き、不親切な役所の対応、高い物価…というかそもそも言葉通じません(涙)。アメリカで生活するよりも遥かに打たれ強くなること間違いなしです。
一方で、フランス人は自国の文化をとても大切にしています。効率性は二の次です。 建築、美術、料理、言葉、生活習慣…こうしたものが人間としての幅を広げてくれるように感じます。
この1週間で140人中80人くらいと友達になりました。最初の2週間はすべての授業で違うグループでのグループワークが課されるようになっているので、毎日新たな出会いがあります。
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